Split(スプリット)とは?
Split(スプリット)を利用すると、関係者で販売収益の分配・速報レポート / 確定レポートの共有を自動的に行うことができます。
Split(スプリット)のご登録方法は、【使い方】収益分配:Split(スプリット)を設定する をご参照ください。
現在は無償でスプリット機能を利用可能です。ただし、利用者は TuneCore Japan にアカウントを持っている必要がございます。 アカウント作成はこちら
- TuneCore US では現在スプリットをご利用いただけません。
定義
- オーナー
- リリースを登録・管理する個人・法人を指します
- 収益を分配する側
- コラボレーター
- オーナーによって、スプリットへ招待された個人・法人を指します
- 収益を分配される側
スプリットシェアの対象サービス
以下のサービスを利用されている場合、自動的に収益の分配対象となります。特定のサービスをスプリット対象から除外することはできません。
- 配信ディストリビューション
- YouTube コンテンツ収益化サービス
- Facebook Music プロダクト
- Video Kicks ビデオ配信サービス
リリースの利用料金
スプリットは販売収益を分配する機能のため、リリース登録・更新・アーティストサービスの利用料金はアカウント管理者(オーナー)が支払います。
販売収益の分配
各楽曲毎に設定されたスプリットシェア率に応じて、関係者に分配されます。オーナーがすべての収益を受け取る対象の場合、自身へのスプリットシェア率を 100% に設定してください。スプリットの利用には、最低1組のコラボレーターが必須です。
アルバムのダウンロードでは、各楽曲に設定したスプリットシェア率の割合に応じて、アルバム単位での販売収益を按分し、分配されます。
スプリットシェア率は、[スプリットリリース一覧] > [詳細をみる] でいつでも確認することができます。
1楽曲単位ではオーナーが受け取るスプリットシェア率を0%(または100%)に指定することができますが、リリースに収録されている楽曲すべてに対して、オーナーが受け取るスプリットシェア率を0%(または100%)に指定することはできません。最低でも収録されている1楽曲以上に対して、オーナーはスプリットシェア率を指定し、収益の分配を受け取る必要があります。
コラボレーターが他のコラボレーターのスプリットシェア率を閲覧することはできません。唯一オーナーのみ、すべてのスプリットシェア率を確認することができます。
例: アルバムダウンロードの収益分配の計算式
スプリットシェア率 | 楽曲1 | 楽曲2 | 楽曲3 | アルバム |
オーナー |
50% | 60% | 100% | 70% |
コラボレーター |
20% | 40% | - | 20% |
コラボレーター |
30% | - | - | 10% |
コラボレーターに指定できる人数
1リリースあたり、1〜99名を指定できます。
収益の分配・レポート共有の開始日
コラボレーターに共有されるタイミングは次の通りです。
速報レポート
- 速報レポートは、スプリットが確定した日付の1~2日後から開始されます
- 「コラボレーションリリース」を選択することで、コラボレーターとして参加しているレポートのみを閲覧することができます(参加楽曲 および その曲が含まれるアルバム)
スプリット確定日 | 開始時期 |
10/1 | 10/2 以降 |
10/31 | 11/1 以降 |
確定レポート
- 確定レポートは、スプリットが確定した日付の翌月の確定レポート(反映月)から開始されます
- 「コラボレーションリリース」を選択することで、コラボレーターとして参加しているレポートのみを閲覧することができます
スプリット確定日 | 開始時期 |
10/1 | 11/1 以降 |
11/30 | 12/1 以降 |
残高への計上
スプリットが確定した日付を含む月の販売収益からスプリットが適用されます。スプリット確定の時期によって、分配されない期間が発生する場合がございますので、ご注意ください。
スプリットの確定が販売開始日の翌月になりますと、最初の月の収益にはスプリットが適用されず、オーナーのアカウント残高に計上されます。
また、過去の販売収益について遡ってスプリットを適用することはできません。
例:配信開始日 2021/3/20の場合
スプリット確定日が2021/3/31 → 2021年3月分の収益からスプリットを適用
スプリット確定日が2021/4/1 → 2021年4月分の収益からスプリットを適用
スプリットが適用される期間
配信が継続される限り、スプリットは継続されます。スプリット設定の解除を行いたい場合は、一度配信を停止し、再度新規リリースの作成を行ってください。
また、リリースが配信停止された場合は、自動的にスプリットによる分配・レポートの共有が停止されます。配信停止されたリリースを再度配信した場合、設定されたスプリットは自動的に有効となります。
- 確定したスプリットの設定は、その後修正することはできません。スプリットの設定内容を変更される場合は、該当のリリースの配信停止後、新規リリースとしてご登録のうえ、スプリットの設定内容を再度設定してください。
招待コードが使用できない場合
招待コードが使用できないケースは次の通りです。
- スプリットがキャンセルされている場合
- オーナーが自らのアカウントでスプリットへの招待を承認しようとする場合(ログイン状況をご確認ください)
- すでにスプリットが確定している場合
スプリットの登録・ステータスを確認したい場合は、スプリットへの招待を行なったオーナーへ確認を行なってください。
また一部のケースで、スプリットの利用が制限される場合があります。
VOCALOID(その他音声合成ソフトを含む)が使用されている場合
VOCALOID(その他音声合成ソフトを含む)の利用規約に基づくボーカロイド利用料を引いた販売収益を100%として、オーナー・コラボレーターへ分配されます。
コラボレーターがアカウントを退会(削除)した場合
スプリット確定後にコラボレーターがアカウントを退会(削除)した場合、オーナーへメールで通達されます。
- 退会したコラボレーターのスプリットシェア率は、自動的にすべてオーナーに加算されます。
- オーナーは確定レポート・CSVレポートで加算された販売収益を確認することができます。